2018年5月21日月曜日

これはヤバい!新時代VR「Oculus Go」レビュー②アプリ編

こんにちは。KENです。

Oculus Goが届いてから10日ほど経ち、色々使ってみたのでまたレビューしていきます。

実はこの数日、友人に被せたりして布教していったのですが、なんと既に2人が購入していきました。

私はGear VR時代から使っているので、やはりスタンドアロンで動くのはそれだけインパクトがあるのだなと感じますね。


そんなわけで、今回は私がおすすめするOculus Go(Gear VRでも可)向けのアプリを紹介していきたいと思います。

1. ブラウザ


これは標準で内蔵されている機能の1つですが、やはり一番使います。

といってもブラウジングというよりは、YouTubeやAmazonプライムビデオを観るためです。

アプリの紹介と言っておいてなんですが、実はこのへんの動画サービスは専用アプリがまだ出ていない状況です。

そのためこれらを利用するにはブラウザでPCと同じように使うしかないのですが、ちゃんとフルスクリーンモードにすると湾曲巨大スクリーンで観ているようにできたり、YouTubeなんかの360°動画もしっかり360°頭の動きの追従もできた状態で観ることができます。

ただ、Amazonプライムビデオは操作が非常にしづらい問題があるので、改善するかhuluやNetflixみたいに専用アプリを出してほしいですね。

ちなみに現在はNetflixもhuluも加入してないのでこれらは試せていませんし、DMMのアレな動画なんかも買ってないので知りません(今度暇な時にでもNetflixは試したいですが)。

2. Ready, Set, Playパック


https://www.oculus.com/experiences/go/bundles/394695817672407/

これは7つのゲームがセットになった、お得なパックです。

このようなパックはいくつか売られていますが、これは「とりあえず良質なVRゲームをプレイしたい」というときにうってつけのパックです。

どれもさすが選ばれるだけあって一定レベル以上のクオリティですし、有名なボードゲームであるカタンをVRゲーム化したものまであります。

とりあえず全部パックで買ってほしいところですが、私が特におすすめしたいのは「République VR」と「RUSH」です。

https://www.oculus.com/experiences/go/1265881140114780/

「République VR」は監視カメラ視点から主人公を操作するステルスゲームです。

若干操作性が荒削りな気はしますが、十分やりこめるゲームになっています。

https://www.oculus.com/experiences/go/1279952315376503/

「RUSH」はジャンプして空中を飛ぶ、これぞVR感のあるゲームです。

流石に無料のものとはクオリティが違い、ちゃんとゲームとして成り立っているので楽しいです。

3. Epic Roller Coasters


https://www.oculus.com/experiences/go/1644126292264565/

基本無料のジェットコースター体験アプリです。

これもまた、これぞVRという感じのものですが、別に自分の体が動くわけじゃないのでそんなに…という感じはします。

ただ、VR機器を初めて触る時に試せば「おお!」となるでしょう。

4. Esper 2


https://www.oculus.com/experiences/gear-vr/779304552192363/

これはいわゆるパズルゲームですが、VRだからこその面白さを体験できます。

VR上に再現された空間内で、まさにエスパーになったように物を移動させていくゲームです。

普段パズルゲームをあまりしない私ですが、Gear VR時代に何時間も熱中していました。

5. まとめ


これ以外にもシューティング系のものなど多数あり、Gear VR時代の資産も含めて非常に多くの優良タイトルが揃っています。

ただ、優良タイトルのほとんどは有料です(ダジャレっぽくなりました笑)。

まだまだスマホ向けの国産基本無料ゲームのようなマネタイズは難しいのでしょう。

しかし今後どうなっていくか、要注目です。

6. その他雑記


PCでOculus Goの画面を見る良い方法を模索中です。

とりあえずVysorとやらを試したのですが、無線で接続するには40ドルかかるらしくて…今のところアプリ開発とか本格的なことをしてるわけでもないし、そこまで出すのはためらってしまいます。

それになくなると言われているChromeアプリっていうのがどうも引っかかってしまうのもあります。

何かなるべく低コストで良い方法があれば教えていただきたいです。

2018年5月13日日曜日

個性派スマホ LG V20 Pro(L-01J)レビュー

どうも。KENです。

先月LG V20 Pro(L-01J)を購入してしばらく使ったので、レビューをしていきたいと思います。


1. 何故購入したか


このブログを見ていただいている方はご存知かと思いますが、ここ最近やたらスマホを買っている中で、また買ってしまいました。

まあ、今回もたまたま安く買えたから衝動的にっていう感じです。

ですが後述するように非常に満足度が高く、今度こそしばらく買い替えないかなと思えるものでした。

2. スペック・デザイン


この端末自体は1年落ちですが、スペック自体はもう2年落ちといったところでしょうか。

それでも今年出たZTE Axon MやOculus Goなんかと同等ですし、まだまだ現役という感じです。

デザインはやはり、後述するサブディスプレイと大きなデュアルカメラが個性的な程度でしょうか。

ぱっと見は決して悪いデザインではないですが、特にいいと思える部分があるわけでもない、普通な感じです。

ちなみに本機はauからはisai Beat(LGV34)、海外ではLG Q8として発売されており、海外でのみ販売されたLG V20の小型版みたいな位置付けです。

ケース等を買う時のご参考までに(某中華通販だとLG Q8じゃないと出てきません)。

3. 本機の特徴


この機種の大きな特徴は
・サブディスプレイ搭載
・広角レンズ搭載カメラ
・高音質
の三点です。

これらの個性は実際に使ってみてどうだったか、順に見ていきましょう。

まずサブディスプレイですが、ここに常時時刻を表示したり音楽再生時に操作できるというのは、スマートウォッチを身に着けていてもこれはこれで便利だなと感じました。

また、任意のアプリを4つ登録できるランチャーもホームに戻ってアプリを探してという手間が省けて便利です。


こういった機能はV30やGalaxyのAOD(Always On Display)やエッジから引っ張るランチャーでも実現できますが、やはりメインのディスプレイでやることによる焼き付きが怖いものです(ここで挙げた有機EL搭載機はもちろん、液晶でも焼き付きは発生します)。

その点このサブディスプレイなら、メイン表示領域じゃないから焼き付いてもまあいいやという感じで使えますし、焼き付いたとしても目立ちません。

まあ結局フルスクリーンデザインが主流になっている現在では、サブディスプレイを搭載する場所がなくなってしまったわけですが。

あと、さりげな~く「Sound! Euphonium」とか表示させてますが、今上映中のリズと青い鳥、非常にいいです(唐突の脱線)。


次に、広角レンズ搭載のカメラですが、面白い写真が撮れるという点では望遠側に振ることが多い他のデュアルカメラ機に対する差別化になっていると思います。


ただ、この後のモデルでは改善されているようですが画質はお世辞にもいいとは言えず、実用面では望遠側の方が便利だったりします。

まあインスタに乗せる程度の面白い画像を撮るだけならありだとは思います。

最後に音質についてですが、これはスマホの中で最高峰なのではないでしょうか。

他のスマホと比較して非常にクリアで、低域のパンチは強くないですが聴きやすい音です。

エントリークラスのDAPをわざわざ持つならこれでいいかなと思えるほどです。

3. 総評


とりあえず暫く使ってみた感想として最もふさわしいのは、「これならあと半年は使える」でしょうか。

そこそこ使えて面白くて音質が良いということで、2ヵ月前に買ったザ・平凡なhonor 8は見事にいらない子になってしまいました。

ただ、あと半年と言っているのは、ドコモから出ると噂のLG G7 ThinQが欲しいからです。


こいつを買ったらさすがに用済みになるので…まあ半年後も値段が高止まりしてたら使い続けるんでしょうが。

(※5/21追記)結局ドコモから出たのは廉価機種でしたね。

ということで冬のVシリーズ待ちです…。

夏モデルで買いそうなのは、予想外のdtab Compactですかねぇ。

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2018年5月12日土曜日

これはヤバい!新時代VR「Oculus Go」レビュー①

お久しぶりです。KENです。

今回は先日発売開始して話題沸騰中の「Oculus Go」を購入したので、ここで取り上げていきたいと思います。



以前からサムスン製スマホを使う「Gear VR」は持っていたのですが、それと比べても圧倒的に良くなっており、想像以上のものでした。

それでは早速見ていきましょう。

1. 本機の概要


本機の特徴を端的に言うと、「激安だけどそこそこまともに使える単体駆動のVRヘッドセット」です。

このOculus GoがOculus RiftやPSVRと違うのは、このヘッドセット単体で動作する点です。

それでいて32GBモデルで23800円(米国価格199ドル)、64GBモデルで29800円(同249ドル)と、とにかく激安価格となっています(当初心配していた日本価格も良心的です)。


まあ中身はGalaxy S7等の2年前のスマホみたいなもので、コンテンツもGear VR互換ということから、最初は「Gear VRのためにサムスンのスマホ買う必要がなくなるな~」程度にしか思っていませんでした。

しかし、後述するように、Gear VRと比較して明らかに良くなっており、さすがは専用機なだけのことはあります。

2. 注文~開封まで


本機は日本において、現時点ではOculus公式サイトのみでの販売となっております。

そして香港からの配送ですので、ちょっと敷居が高く感じるかもしれません。

しかし配送は国内通販と比較しても(Amazonやヨドバシは爆速ですが)そこまで遅くはないです。

実際私が注文した時は、日曜日の夜に注文して水曜日に届きました。


ですが一点だけ、ローマ字表記で住所や名前を書く必要があるという点だけ注意が必要です。

Twitterでは漢字が変な英語に訳されたとの報告がありました。



それとFedExのトラッキングで「千葉でなんかなったで~」みたいになりましたが、ググったら今までもそういう表示が出たけど届いたという報告があり、実際その日のうちに届いたので特に問題はないようです。

さて、そんなこんなで届いたOculus Goはこのように専用の段ボールに入っていました。

そうそう、今回購入したのは32GBモデルです。

理由としては、以前メインスマホとして使っていたGalaxy S6が32GBモデルで、そこにGear VR用コンテンツを入れててもギリギリ足りてたから専用機なら尚更何とかなるだろうと思ったからです。

現時点では「足らなくなる頃には新しいモデルが出てるだろう」と楽観的ですが、果たしてどうなることやら…。


そして取り出すと、このように鎮座しています。


Gear VRとは違ってちゃんとかっこよく入っていていいです。

パッケージにはここから見えるヘッドセット本体とコントローラー以外に、後ろの箱に単三電池、コントローラー用ストラップ、眼鏡スペーサー、microUSBケーブル、クリーニングクロス、マニュアル類が入っていました。

この眼鏡スペーサーというやつですが、たぶんよっぽど大きい眼鏡じゃなければ付けなくても入ります。

3. 外観


本体上面には電源ボタン、電源ランプと音量ボタン、付けた状態で左面にはmicroUSB端子と3.5mmステレオミニジャックがついています。

逆に言うとこれしかついておらず、非常にシンプルな外観です。


そして左側面には「mi」の文字が!

そう、実はこのOculus GoはXiaomi製なのです。

いやぁ、Xiaomi製デバイスもそのうち欲しいなぁなんて思っていましたが、まさかこれが初Xiaomi機器になるなんて…(イヤホンは持っていましたが)。

また、このmiロゴの上あたりにスピーカーがついており、バンド固定部品を兼ねているプラスチック製ダクトを通って音声が聞こえるようになっています。

このスピーカーは最初めちゃくちゃしょぼいと思っていましたが、VRゲームをする分には割と十分で没入感も出るものでした。

ただ音漏れは結構しますのでご注意を(自分でつけてるとわからないですが)。

本体前面はアルミになっており、放熱をしっかり考えたものになっています。

Galaxy S6でやっていた時はすぐサーマルスロットリングを起こしてゲームによってはプレイなんてできたものじゃないという状況でしたが、本機では全くそのようなことにはなっていません。

また、立体的な顔面パッドはGear VRと比べて格段に心地良いものになりました。

レンズは自称「VRで最も革新的なレンズ」というフレネルレンズです。


本機に付属するコントローラーはGear VRのものと機能的にほぼ同じですが、持ちやすさが向上しました。

4. セットアップ


本機のセットアップは、Android5.0以降、iOS10以降のスマホやタブレットに「Oculus」アプリをインストールして行います。

他の方も指摘されておりましたが、セットアップ作業が非常にわかりやすく、本気で大衆向けVR機器に仕上げてきたなという印象です。

これが終わったら、あとはやりたいアプリをインストールするだけです。

おすすめのアプリ等についてはまた後日記事を書きたいと思います。

5. Gear VRと比較して


私は以前のブログにも書いた通りGear VRをしばらく使っていましたが、Galaxy S6を2月に、Gear VRもOculus Go購入直前に手放したので直接の比較はできていません。

ですが記憶を頼りに語っていくと、まず思うのがだいぶ快適になったということです。

これは先にも書いたように、専用機ならではの工夫が詰まった本体となっていることが大きいです。

また、ペンタイルで開口率の低い有機ELからVR用液晶に切り替わったこと、レンズ性能の向上、ソフトウェアの改良などもあると思います。

このように全体的な快適さの向上によって、より使いたいと思えるものに仕上がっています。

ただ一点、VR内の写真などの共有が面倒というのはあります。

Facebook傘下なのでFacebookにはスムーズに共有できるのかもしれませんが、私はFacebookをやっておりません。

そのためそれ以外のサービス(特にTwitter)に共有する項目も欲しいですが…難しいのでしょうね。

これがGear VRならそのままスマホに保存されるだけなので、後はどうとでもしやすいという利点はありました。


6. まとめ


購入前はGear VRを所持していたこともあり若干迷ったのですが、いざ買ってみたら感動的なほど良いものになっており、大満足です。

VRに興味があるけど手を出していない人はとりあえず買ってみると良いと思います。

こういった記事を書いておいてなんですが、この手のものは文字や2D画像ではわからない、実際につけないとわからない良さがあります。

昨日、これまで本機を全く知らなかった友人に貸して触らせたところ、その場ですぐ注文していました。

それぐらいすごいということで、迷っているなら是非購入をお勧めします。

コンテンツもGear VRの下地があるのでちゃんと揃っていますよ。

それに何といっても、他に何もいらない、ケーブルレスで動作するという点がいいです。


ちなみに競合のDaydream(Google)陣営のMirage Soloも同時期に出ましたが…こっちは普及するのでしょうか。

気にはなるけど高いし、今年中に出る(らしい)Oculus Goの上位機みたいなポジトラできるやつに潰されそうです。

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