2021年6月25日金曜日

【衝撃価格、31724円!!】今再びアツいiPhone SE2を購入したのでレビュー【土日限定特価】

 こんにちは、KENです。

先々週の土日から突如始まったiPhone SEの特価販売。

こんなに安いの!?と驚かれた方も多いと思います。

今回はそんな再注目されているiPhone SEを購入したので、レビューしていきたいと思います。


1. 特価販売について

まず、先々週・先週の特価販売についてご説明します。

64GBモデルについて、各社の定価、今回の単体(移動機物品販売)購入価格(新規、機種変も同額)、MNP価格の一覧表です。

今回の価格は微妙ではありますが、ドコモが最安です。

一括購入ではSIMロックは即時解除でき、iPhoneはどこのキャリアでも対応バンド等の違いはありません。


…やばいぐらい激安ですね!

ちなみにApple Store価格は49280円です。

元々キャリア価格は割高で全く価値がなかったのですが、ここに来てApple Storeより1.75万円も安くなりました。


この特価販売は土日限定という条件で行われていました。

今週末も同条件での販売が期待されます。(されなかったら申し訳ございません)

月をまたぐと変更の可能性が高いため、お早めにご検討ください!


ということで本題のiPhone SEのレビューをしていきたいと思います。


2. 2021年におけるiPhone SE ー サブ端末におすすめ ー

iPhone SEは2020年4月に発売された、既に1年以上経過したスマートフォンです。

また、外観は2017年のiPhone 8までのような、現代においては画面が小さく縁が大きいデザイン、搭載チップも2019年のiPhone 11シリーズ同等のA13なのでもうすぐ2年落ちとはなります。

ただ、それでも今回の特価販売で3.2万円という価格を考えると素晴らしいサブ機になるスマートフォンだと思います。

理由は以下の点です。


①コンパクトなので2台持ちに最適

大型のスマートフォンを何台も持ち歩くとかさばりますが、iPhone SEは現代のスマートフォンの中ではかなり小さく軽量な方なので、2台やそれ以上持ち歩く際には最適です。


②基本性能がしっかりしている

もうすぐ2年落ちになるA13チップといっても、Androidの同価格帯で最近多く採用されているSnapdragon 765Gより断然高性能です。

また、防水、Apple PayによるSuica等の対応、Qiワイヤレス充電に対応している点もアドバンテージになります。

特にQiは良いですね。Androidでも普及してほしいのに、ハイエンドの一部しか対応していないのが辛いです。


一方、数日使っていて同価格帯のスマホに明確に劣ると感じた点もあります。


①画面が小さい・デザインが野暮ったい

画面サイズは筐体サイズとのトレードオフではありますが、野暮ったい縁が上下にあることであまりにも小さいです。

また、Full HDも無い画面解像度なので、SNSの画像等でも明確に解像度不足を感じます。

これらを同等の筐体サイズで解決したiPhone 12 miniがあるのですが、こちらはiPhone SEより5万円も高いので全然比較対象にならないです。

あと最近はAndroidだと低価格でも画面リフレッシュレートが90Hzや120Hzのものが出てきていますが、iPhoneはいつまで60Hzなんだろうというところはあります。

まあAndroidの60Hzよりはヌルヌル動いて見える調整がされているのか幾分マシですが、120Hzに見慣れるとそれだけでショボく見えてしまいます。


②電池もちが極端に悪い

同じA13チップのiPhone 11 Pro Maxと比べて実使用はもちろん、待ち受けだけでも明らかに減りが早いです。

もしメインで使ったら5,6年前の一日も電池がもたないスマホを思い出すレベルかと思います。

Androidの同価格帯スマホだと高負荷のパワーがそもそも出ないという点の違いはありますが、待ち受けでも結構違ってくるので電池もちが必要ならiPhone SEは厳しいです。


とまあ、サブ機にはちょうどいい端末です。

今更な部分はありますが、この価格であれば大満足のスマホです。


端末自体ではないですが、気になった点を二点ほど

まず、今回ビックカメラ内のドコモで移動機物品販売で購入しましたが、回線契約は無いのに購入に1時間半ほどかかりました。

未だに店舗担当者がドコモに電話するシステムとなっており、更に一旦新規で入れてキャンセル等の煩雑な手続きが必要とのこと。

非常に前時代的で、誰も得をしないシステムになっています。


次に、iPhone 8のケースは流用できてもガラスフィルムは流用できないことです。

微妙にガラスの湾曲が違うらしく、多くのガラスフィルムでだめらしいです(中にはSE2対応をうたっていながら浮くなんてものもあるとか)。

そこで、レビューを見て今回購入したのがこちら。

貼り付けたところ、液晶の表示面はしっかり覆いつつも浮かない完璧な製品でした。

更に、貼り付けガイドも付属しているので貼り付けやすく、二枚入っているので万が一失敗したり、使っている中で傷がついても安心です。


3. まとめ

今回は突如激安になったiPhone SEを購入したので、レビューしました。

画面サイズや電池もち等の気になる点はありますが、3万円で買えるサブ機としてはこれ以上無い性能で満足に使えると思います。

一方で一台目、特にゲームをする人にはこの欠点が響いてくるので、あまりおすすめはしません。

一台である程度万能にこなしたい方は、本日発表となったXiaomi Mi 11 Lite 5Gがいいのではないでしょうか。

Libero 5G、iPhone SE2と立て続けに買っている私もぶっちゃけ欲しいです。

そんなにサブ機が要るかは知りませんが笑

あと、移動機物品販売はかなり時間がかかるので、少し高くはなりますがAmazonに出店している販売業者などで買うのもおすすめです(フリマよりは信頼できると思います)。

それではまた。

そのうちYouTubeにも動画レビューを掲載予定です。




2021年6月24日木曜日

衝撃の1万円5Gスマホ! Libero 5Gを楽天モバイルで使用してみたレビュー

 こんにちは。KENです。

今回はY!mobileより今年4月に発売された5Gスマホ「Libero 5G」を手に入れたので、レビューしていきたいと思います。



1. 衝撃価格!5Gスマホが1万円で買えるワケ

いきなりですがなんとこちらのスマホ、5G対応の最新機種でありながら新品未使用で1万円前後で購入することができます!

え?まともに動かない低スペックじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、スペックは以下の通りです

・Android 11

・Snapdragon 690 5G

・ROM64GB/RAM4GB

・6.5インチ フルHD+(2340×1080)液晶

…めちゃくちゃまともじゃん!

OSは最新、SoCも最新ミドルレンジのXPERIA 10ⅢやAQUOS sense 5Gと同等、液晶の解像度もしっかりあるということで、全く問題ありません。

更に、この端末は防水とおサイフケータイへの対応まであります。

ただ、カメラがローエンド並みであったり、本体重量が200gを超える割にバッテリーが3900mAhとそこまで大きくないあたりがコストカットされたところかなと思います。


そしてお値段ですが、発売時の定価は…31680円(MNPなら15840円)!

…いや、これだと正直微妙ですね。

この値段だったら正直ソフトバンクから出ているRedmi Note 9Tが一万円安いので、そちらでいいと思います。

ただ、一ヶ月もたたないうちに6000~8000円ほど値下げされたようですが、それでもまだ高い!

ということで全く話題にもならず、私も存在すら知らない端末となっていました。


ところが、先日イオシスさんのこのツイートを見て、「なんと安いんだ!」となりました。

そのお値段、16800円。

更に、某フリマサイトでは1万円前後で取引されているではありませんか!

おそらく、あまりにも売れなくてMNP等の条件で大量に特価販売されたのでしょう。

ということで、早速1.1万円ほどで購入しました。


2. 本体の使用感について

スペックは先程の通り、十分使用できるレベルのものです。

ただ、ベゼルが太いことで本体が画面サイズの割に大きい点は気になります。

液晶については可も不可もなくという品質ですが、フルHD+なので競合のGalaxy A21やA32のようなHD+の解像度不足感はなく、文字も写真もはっきりと見えます。

また、背面の指紋認証は久しぶりですが、部品としてもこなれてきているものなので素早く正確に解除されます。

ミドル以下にありがちな精度の悪い画面内指紋認証を載せてくるよりよっぽどマシです。

カメラはまあ…記録用程度でしょう。


3. 楽天モバイルでの運用について

この端末は対応周波数がかなり少ないです。

ということで実質ソフトバンク系専用と思われがちですが、実は楽天モバイル回線のバンドに4G/5G共に対応しています(auのパートナーエリアのバンドには未対応)。

そこで、今回は楽天モバイル用端末として使用することにしました。

この前に使っていたのは楽天モバイル版のoppo Reno Aです。

結果としては、問題なく使用できました。

楽天エリア内だけで運用できる方、楽天回線の検証をしたい方にはオススメの端末です。


4. まとめ

ということで、コスト(1万円)パフォーマンス(スナドラ690)だけで言ったら現状最強のLibero 5Gでした。

ただ、あくまでもパフォーマンスに関わる部分は最強ですが、カメラやデザイン等の削れるところはとことん削った端末になっていますので、そこは注意が必要です。

白ロム購入では、対応バンドが少ない点も要注意でしょう。

また、OSも現状最新のAndroid 11なのは良いですが、今後のアップデートも個人的にはあまり期待できないと思っています。

そういったところからも、目的がしっかりある人が買うべき端末であるがゆえの1万円という相場であり、そこに合致するなら非常にお買い得な端末であると言えます。




2021年6月16日水曜日

限界ギリギリ!? 今まで見た中で一番高密度な部品実装のM.2 SSD 「Transcend PCIe SSD 220S 2TB TS2TMTE220S」レビュー

こんにちは、KENです。

今回は若干小ネタですが、メインPCのSSDを交換したら部品実装がすごかったのでご紹介させていただきます。

今回購入したのは「Transcend PCIe SSD 220S 2TB TS2TMTE220S」です。

購入時の価格は約2万7000円でした。



Transcend PCIe M.2 SSD (2280) 2TB NVMe PCIe Gen3 x4 3D TLC採用 DRAMキャッシュ搭載 5年保証 TS2TMTE220S
トランセンドジャパン
トランセンドジャパン (2020-07-22T00:00:01Z)
5つ星のうち4.4
¥34,800


1. 以前のSSDと今回購入したSSD

以前のSSDはこちらの記事で紹介した「TS1TMTE220S」です。

Transcend PCIe M.2 SSD (2280) 1TB NVMe PCIe Gen3 x4 3D TLC採用 DRAMキャッシュ搭載 5年保証 TS1TMTE220S
トランセンドジャパン
トランセンドジャパン (2019-06-28T00:00:01Z)
5つ星のうち4.4
¥17,836

そうです、今回交換するものとは容量が違うだけの兄弟分です。

ただ、以前購入した1TBモデルは2019年1月の発売だったのですが、今回購入した2TBモデルは2020年5月発売ですので、現在のPCを組んだ段階では発売されていなかったものになります。


2. 何がすごいの?

このSSDはPCIe Gen3の最高速度に近かったりTBWがコンシューマー向けの中では多い方だったりしますが、特別すごい性能でも最安値というわけでもありません。

ただ、今回驚いたのは、タイトルの通り今まで見た中で基板上の部品が一番高密度に実装されていることです。

・NANDチップが両面に4枚ずつの計8枚

・大型コントローラー

・DRAMチップが裏面に2枚

こんなにギチギチになっているNVMe SSDは見たことがありません。


このような大型のコントローラーとDRAMが実装されているものは、大抵NANDは両面実装ですが表裏2枚ずつの計4枚が多いです。

現在最速級のSamsung 980 Pro等、2TBでも片面2枚で実現しているものもあります。

これだけ沢山乗っているのはNANDの世代が古いからかと思ったら、そういうわけでもなさそうです。

こちらの方が既に検証しているように、NANDは東芝Sandisk系のBiCS4、つまり96層の比較的新しい世代のものです。

そして現状最大級の512Gbitの石が各チップに4枚、合計32枚で2TBの容量を実現しているということで、何故こんなにNANDチップが多いのかというのは各チップに入っている石の枚数が少ないからと結論づけることができます。


それでは、何故実装部品を増やしたのでしょうか。

これはあくまで私見ですが、他の容量とNANDチップを共通化するためだと考えられます。

1枚256GBのNANDチップを用意しておけば、このSSD 220Sシリーズの256GB~2TBの製品をチップ枚数だけで容易にラインナップできます。

ちなみにコントローラーの8チャネルというのは見かけのNANDチップの枚数ではないですので、これとは関係ないです。

これによって高品質な部品を使いながらもコスパに優れた製品となっているので、流石です。

ただ、競合に押されてあまり存在感がないのが残念です。

特にこの220Sシリーズは完成度が高いだけに、もっと注目されてもいいのになと思います。

競合はいつの間にかQLCになっていた…なんて話もありますし、NANDメーカーのハイエンドモデルはもちろん良いですが、普及価格帯の製品で堅実なのはTranscendだなと思います。


…とまあこのSSDを購入して記事を書き始めたのは4月なんですが、その後ストレージを使ったマイニングだか半導体不足だかでSSDが高騰してしまい、購入時より8000円ほど高くなっています。

まあそれでも必要だったら買わざるを得ないのがストレージなので、仕方ないですね。


今回は小ネタなのでこのへんで。

それでは、また次の記事で。

NAS導入から早三年、HDDを交換した話…を書こうと思ったら1年経ってしまいました。その間にHDDが故障→交換などあったので、つらつらと

こんにちは。KENです。 以前、 QNAP TS-228Aを使った写真と音楽、Macのバックアップ管理 3カ月使ってみて ということでNASを導入しました。 ここから早三年、容量8TBでは厳しくなってきたこと、まだエラーは出ていないものの三年以上常時稼働させているので故障が心配...