2017年5月11日木曜日

FFXIV 紅蓮のリベレーターも「非常に快適」! MSI GeForce GTX 1050 2GT LPレビュー

こんにちは、KENです。

今回はメインPCに搭載した「MSI GeForce GTX 1050 2GT LP」のレビューを行いたいと思います。


MSI GeForce GTX 1050 2GT LP グラフィックスボード LPモデル VD6239
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特徴

本製品の特徴は何といっても「ロープロファイル対応」であることでしょう。

そして私が買った当時はNTT-Xで1万円ほどで買え、GTX1050搭載製品の中では最安でした。
現在でもロープロファイル対応モデルの中では最安だと思います。

先にレビューした「Acer Aspire X AXC780-N54F」に入れたところ、ワットチェッカーで測ったシステム全体の消費電力はアイドル時30W以下、高負荷時でも120W程度と非常に省電力なのも魅力です。

オーバークロック

GPUオーバークロック経験者にはお馴染みの「MSI Afterburner」で本製品もコアクロック、メモリクロックをオーバークロックすることが可能です。

私の環境での限界値は以下の設定です(安全のためにGPU温度は80℃までを許容としています)。ただし実際のゲームやベンチマーク実行時はIntelのターボブーストのような「GPU Boost 3.0」によってコアクロックが約1800MHzまで上がります。


ベンチマーク

以下のスペックのPCで先日配信されたばかりの「FFXIV 紅蓮のリベレーター」ベンチマークを動かしてみました。

CPU:Core i5 6400
MEM:DDR4-2133 4GB×2
SSD:Intel 335 240GB
GPU:本製品(MSI GeForce GTX 1050 2GT LP)

まずオーバークロックなしでの結果です。


次に先ほどの設定でオーバークロックした状態での結果です。


このように約8%スコアが向上しています。

これをどう捉えるかは人次第ですが、私はオーバークロックの価値は十分あると感じています。

また、これは電圧を盛っているわけではなく(というか盛れない)、温度も制限しているためそこまで大幅に寿命に影響するわけでもないと思います(その前に性能面で製品寿命を迎えることになると思います)。

エアフローの良いケースなら更に性能を引き出せるでしょう。

総評

本製品購入以前は数年前のゲームでも画質を最低レベルにしないとプレイできず、最新ゲームはどんなにやってもまともに動かない状況でしたが、たった1万円の投資(実際にはグラボが刺さるデスクトップPCに買い替えている分もありますが…)で劇的に快適になりました。

PS4が登場した頃までのゲームはだいたい最高設定で遊べ、最新のものでも中~高設定で楽しむことができます。

補助電源なし&ロープロファイルなローエンドグラボといっても侮れません。


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また、本製品の更に上位のGTX 1050 Ti搭載製品を買うのも良いでしょう

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2017年5月3日水曜日

ロープロ2スログラボが入る!「Aspire X AXC780-N54F」レビュー

こんにちは、KENです。

今回は2月末に4年半ぶりのメインPCとして購入した「Aspire X AXC780-N54F」のレビューを行いたいと思います。


これに搭載した「MSI GeForce GTX 1050 2GT LP」のレビューは次回の記事で行いたいと思います。

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なぜこれを買ったのか

今までは2012年9月頃に購入した「ASUS U24A」をメインPCとして使っていましたが、ゲーム等をする際に性能不足を感じていました。

また、長年使ってきたことからファンに埃がたまるなどして冷却が追い付かなくなった(引退後に分解して掃除したらある程度は改善)ことも買い替えを後押ししました。

また、昨年持ち運び用に「ASUS TransBook T100HA」を購入したこともあり、家のみで使うPCはノート型よりデスクトップ型のほうが使いやすいと判断したからです。(元々家では23型ディスプレイに繋ぎ、デスクトップPCと同じように使っていた)

今回購入する際に求めていた条件は次の六点です。

  1. 同等スペックの自作PCを組むより安い
  2. 小型(特に幅)
  3. Core i5 6400以上のCPU
  4. DDR4 2133以上のメモリを搭載できる
  5. 2スロットロープロファイルのグラフィックボードを搭載できる
  6. 標準で11ac対応の無線LANが搭載されていることが望ましい

そこで各社のPCを調べていくと、⑤に該当するものがほぼないことがわかりました。

一見2スロットあるものでも大抵「上段はPCIe x1、下段がPCIe x16」となっており、上段にPCIe x16が無いと2スロットのグラボは搭載できません。

諦めかけていたところ、本機を見つけました。

レビューが殆ど無く詳細はわからなかったものの、日本未発売の兄弟機種である「Aspire X3-780」では上段にグラボ(GT 730)が刺さっているため、そこに望みをかけることにしました。

また、電源容量が他社より多少大きい(220W)こと、USB3.0がちゃんと背面にもあることも決め手となりました。

結果から言うと、目論見通り2スロット厚である「MSI GeForce GTX 1050 2GT LP」を搭載することができました。

また、その他にも公式には書かれていないが使える機能があったので書いていきたいと思います。

スペック

公式サイトの製品情報ページにある通りですが、一応

OS:Windows 10 Home
CPU:Intel Core i5 6400
GPU:内蔵グラフィックス(Intel HD Graphics 530)使用
RAM:DDR4-2133 4GB×1
HDD:3.5インチ 1TB
光学ドライブ:DVD
無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n/ac 1×1
前面USB:3.0×2
背面USB:3.0×1,2.0×4

ぶっちゃけ外観がどうのこうのはどうでもいいし、素の状態での性能は普通のCore i5 6400搭載機と同等ですってところなので割愛させていただきます。

一応背面の画像です(グラフィックボード搭載後のものです)


内部

ネジを2本外し、カバーを開けるとこのようになっています。(この画像はグラフィックボード、追加メモリ、SSDを搭載した後です)


このように、内部にはスペースが結構あります。ここで気づいた点をいくつか紹介します。

①2.5インチSSDを搭載できる場所が上面にある

多分この筐体でSSDのモデルを企画する時のために作ったのでしょう。ただ、片側2点でのネジ止めなので強度面の不安はあります。また、SATA端子が2つ(後述するM.2込みでBIOS読みでも3つ)なので、2.5インチSSD+3.5インチHDD+光学ドライブドライブとは(下記のようなアダプタを使わない限り)できません。そのため、私は光学ドライブから引っこ抜きました。

②M.2搭載スペースがある


非常に見にくいですが、2242/2280のスロットがあります。BIOS上でSATA0ポートとして認識されているようです。ただ、PCIeが通っているかは不明です。
SATAポートが足りない…と感じたらこのアダプタを使うのも良いでしょう。


③内部USB3.0ピンヘッダが1つ余っている


ここに以下のようなケーブルを刺せば更に2ポートUSB3.0を増やすことができます。


総評

動作音も静かで拡張性もあり、LenovoやDELLの同等品の陰に隠れていますが中々良い機種だど思います。

現在は240GBのSSDと4GBのRAM、GTX1050のグラフィックボードを増設し、USBにもポータブルHDD等色々つけましたが、これで消費電力はアイドル時25W、ピーク時120W程度で安定して動作しております。

また、購入時は底値で53800円で購入できたこともあり、非常に満足度は高いです。

現在はCPUがKaby lakeベースのCore i5 7400となった後継機種の「Aspire X XC-780-H54F」が販売されています。


NAS導入から早三年、HDDを交換した話…を書こうと思ったら1年経ってしまいました。その間にHDDが故障→交換などあったので、つらつらと

こんにちは。KENです。 以前、 QNAP TS-228Aを使った写真と音楽、Macのバックアップ管理 3カ月使ってみて ということでNASを導入しました。 ここから早三年、容量8TBでは厳しくなってきたこと、まだエラーは出ていないものの三年以上常時稼働させているので故障が心配...