2018年4月7日土曜日

α7III徹底レビュー② 桜撮影編

こんにちは。KENです。

4月ということですっかり春ですね。

もうすっかり桜の花は散り葉っぱが出始めてきた頃ですが、ちょうど満開シーズンにα7Ⅲが到着したのでそのころ色々な場所で撮ってきました。

既に私のTwitter(写真用アカウント)Instagramを見てくださっている方は見たことがあるものが殆どかと思いますが、今回は主に画質的な視点でのレビューということで。

使用機材

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3
ソニー (2018-03-23)
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ニッシンデジタル i40 ソニー用
ニッシンジャパン株式会社
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1. 上野恩賜公園(3/26撮影)


すごく有名どころでして人がいっぱい、かつ桜の木の近くはレジャーシートで場所取りして花見をしている方が多くて近づけない状況でしたので正直SEL55F18Zだけでは厳しかったです。

1/60 / F2.8 / +0.7EV / ISO100 / 55mm
1/60秒での撮影で若干ぶれているが、本体手振れ補正が効いたおかげで大きな破綻はしていない。

1/250 / F3.2 / +0.3EV / ISO100 / 55mm
多くの花が写っている状況だが、等倍で見ると一つ一つがしっかり描かれている。

1/250 / F2.8 / +0.7EV / ISO100 / 55mm
こちらも同様にしっかり解像している。ストロボ同調が1/250秒までいけるのも嬉しいところ。

ここでは夜桜も撮影してみました。

1/60 / F2.8 / +0.3EV / ISO1250 / 55mm
明暗差がはっきり出ていてもしっかりと記録できている。

1/60 / F3.2 / -1.0EV / ISO3200 / 55mm
高感度耐性もさすが最新鋭フルサイズ機といった印象。ISO6400まで実用的なのでα6000から常用ISO AUTOを2段上げられる(+ボディ内手振れ補正)のは心強い。

2. 大宮公園


こちらは場所によって様々な構図で撮れ、そこまで人がいっぱいということもなかったです。

1/250 / F2.8 / +0.3EV / ISO100 / 55mm
約13MP程度にトリミングしたが、しっかり解像しているため問題ない。

1/1600 / F2 / +0.3EV / ISO100 / 55mm
屋台の布の質感もしっかり出ている。

1/250 / F3.2 / ±0EV / ISO100 / 55mm
もうそろそろコメントも出し尽くしたので…ここからはコメント無しで。

3. 洗足池公園


桜の木の背丈が低めで様々な構図で撮れたので、一番楽しかったです。

1/3200 / F2 / +0.3EV / ISO100 / 55mm

1/250 / F6.3 / +0.3EV / ISO100 / 55mm 

1/2500 / F2 / -0.3EV / ISO100 / 55mm 

1/1000 / F2.8 / ±0EV / ISO100 / 55mm 

1/250 / F5.6 / ±0EV / ISO100 / 55mm 

1/100 / F9 / ±0EV / ISO100 / 55mm

いかがでしたでしょうか。

私は撮影していく中で、α6000との表現力の違いや操作性の向上を非常に感じることができました。

これらの作例を参考にしていただけるとうれしいです。

2018年4月6日金曜日

α7III徹底レビュー① 外観・機能編

こんにちは。KENです。

先日ほぼα7Ⅲが届いたよ~ということだけの緊急レビューを掲載しましたが、あれから2週間使ってみて便利だなと思った機能や操作性などを紹介していきたいと思います。

1. 外観


以前までメインで使っていたα6000と比べて高さ方向はEVF部の分だけ増えましたが、それよりも厚さが随分増えたなというところが印象的です。


まあそれでもレフレックス機に比べればミラーの分がないので全然という感じです。

同じミラーレスでもGH5に比べればまだ小さいですね。

また、グリップが大きくなったことでやはり持ちやすいですし、ダイアル操作も実際使ってみてしやすいと感じます。

一番便利なのはやはりAFポイントを選択するジョイスティックがついたことですね。


やはりこれがあるとないとでは操作性が大きく違います。

α6000では下のダイアルを上下左右動かすのでやりづらさが半端なかったのですが、これで一気に解決です。

後述する拡張フレキシブルスポットモードとあわせて便利に使っております。

2. 機能


α6000は4年も前のエントリーに近いラインの機種なのでそこから増えた機能は本当にたくさんあります。

その中で特に便利だと感じたのはAFモードにある「拡張フレキシブルスポット」です。


これをAF-Cと組み合わせて使うことで従来のフレキシブルスポットと比べてどこに合焦しているか非常にわかりやすくなります。

更にAFスポットを移動させる際にも使いやすいジョイスティックがあるので、α6000でのフレキシブルスポットを使った運用より格段に操作性が高まりました。


まだ機会がなく使っておりませんが、話題の瞳AFもAF-C時のみなので、今後はAF-Cでの運用が基本となりそうです。

また、電子水準器はやっぱりないとダメだなと再認識しました。


機能が増え、設定の項目も増えたことで設定のページをあちこち探すのが大変になってしまいましたが、マイメニューという項目ができたことでよく変更する設定をここにまとめることができるようになったのも地味ながら有意義な進化だと思います。


ただ、せっかくタッチ対応になったんだから設定でタッチ使えるようにしてほしかったなと思います。

また、さすがにできるだろうと思っていた撮影した画像を再生している時のフリック操作もできませんでした。

このへんは是非ファームウェアアップデートで対応してほしいなと思います(エントリー機でないので不要との判断かもしれませんが)。


本機ではようやくUHS-Ⅱカードに対応しました。

それに伴い上位機と同じくデュアルスロットになり、RAWをUHS-Ⅱカードに、JPEGをUHS-Ⅰカードにという運用ができるようになったのは非常に便利です。


書き込みスピードはα6000でRAW+JPEGを使っていた時より圧倒的に速くなりましたが、本機ではUHS-Ⅰのスピードがフルで出るようになったこともあってか両方UHS-Ⅰで使ってもそこまで遅くは感じませんでした。

でもまあせっかくですし、本機を買う人はUHS-Ⅱのカードを買った方がいいと思います。




※UHS-Ⅱでも書き込みが75MB/sとかふざけたカードも売られているので注意してください。あとADATAのは駄目らしいです。

NAS導入から早三年、HDDを交換した話…を書こうと思ったら1年経ってしまいました。その間にHDDが故障→交換などあったので、つらつらと

こんにちは。KENです。 以前、 QNAP TS-228Aを使った写真と音楽、Macのバックアップ管理 3カ月使ってみて ということでNASを導入しました。 ここから早三年、容量8TBでは厳しくなってきたこと、まだエラーは出ていないものの三年以上常時稼働させているので故障が心配...